痔の種類
痔は主に、いぼ痔(内痔核、外痔核)、切れ痔(裂肛)、痔ろう(あな痔)の3種類があります。
いぼ痔と切れ痔は、よほどの重症(激痛や潰瘍があったり、脱肛が戻らない時など)ではない限り、自宅で治療をすることが可能。
痔になった場合に大切なのは、肛門を温めることです。
痔の原因は、肛門周辺の静脈のうっ血と、肛門の筋肉の痙攣のため、お風呂でよく温めて血流を良くしましょう。
お風呂以外でも、使い捨てカイロなどを使って温めるようにすると効果的です。
痔ろうの場合は、発熱したり膿が出たりするため、治療のためには必ず病院へ行きましょう。
痔の原因
女性に多い痔の原因は、便秘にあります。
便秘をして硬い便を無理に出そうとすると、肛門周辺の静脈がうっ血して傷付きやすくなってしまいます。
また、気張れば気張るほど、いぼ痔や切れ痔になりやすくなります。
便秘と痔を繰り返していると、そのうちに傷がただれて潰瘍になったり、肛門自体が狭くなって、どんどん悪化してしまいます。
悪化すると治療も難しくなってくるため、予防のために食物繊維が豊富な食事や水分補給を心がけるようにしましょう。
ヨーグルトなどの乳製品を食べて腸内の乳酸菌を増やしたり、便秘薬を利用するのも効果的。