口臭の原因
口臭は唾液が少なくなり、口の中が乾くと強くなります。
唾液の減る主な原因は、不規則な生活や食事、ストレスなど。
口臭には病気によって生じるものと、舌苔(ぜったい)によって生じるものがあり、それぞれ原因が異なっています。
病気には歯周病、虫歯など口の中の病気や、胃食道逆流症という胃の病気があります。
舌苔は、舌の上に付着した黄色や白色の苔のような物体。
舌苔の正体は、新陳代謝ではがれた粘膜の細胞や細菌などが溜まったもの。
これがさらに細菌によって分解される時に、揮発性硫黄化合物という強い臭いのガスが発生します。
そのため、口臭を予防するには舌苔を溜めないことが大切。
唾液には口の中を洗い流す作用や細菌の繁殖を抑える作用があるので、常に口の中が唾液で潤っているように保ちましょう。
細菌の繁殖抑えれば口臭だけでなく、虫歯や歯周病の発生や悪化も抑えることができます。