子宮内膜症の症状
子宮内膜症の主な症状としては、激しい月経痛が起こります。
ただし、病気になっていなくても月経痛は起こるものなので、それを見分ける必要があります。
見分けるためには、いつも飲んでいる市販の鎮痛薬を服用して、痛みが治まるかどうかを見てみましょう。
いつもより痛みがひどかったり、薬の効き目がない場合は、子宮内膜症の可能性があります。
子宮内膜症は、命に危険を及ぼす病気ではありませんが、血が溜まって卵巣の機能を妨げる場合もあります。
気になる場合は、すくに病院で検査を受けるようにしましょう。
子宮内膜症の検査
子宮内膜症の場合、主に以下のような検査が行われます。
■問診
痛みのある場所、鎮痛薬の使用状況、排便時の痛みの有無、不妊の悩みなどを相談します。
■内診
子宮や卵巣の状態を触診します。
肛門から直腸を調べる場合もあります。
■超音波検査
経膣プローブを挿入し、超音波で子宮や卵巣を観察します。
■血液検査
血液を採取し、CA125(腫瘍マーカー)の数値を調べます。