子宮筋腫の検査
■問診
月経の出血量、痛み、おりものの状態、貧血の有無などを聞き取ります。
■内診
医師が膣に指を入れて、子宮や卵巣の状態を調べたり、子宮の細胞を採取してがん細胞の有無を調べます。
この内診は診断の精度を上げるためには必要なものですが、受けなくない場合はあらかじめ受付でその旨を伝えておきましょう。
■超音波検査
子宮や卵巣の状態、筋腫の位置や大きさ、数を調べることが可能。
お腹の上から調べる方法と、膣に端子を入れて調べる方法があります。
■血液検査
赤血球、白血球、ヘモグロビンなどを調べたり、貧血の有無を調べます。
これは自覚症状がなくても、貧血状態になっていることがあるため。
精密検査
より詳しい検査が必要になった場合は、以下のような精密検査が行われます。
■MRI検査
MRI(磁気共鳴装置)により、筋腫の状態を調べます。
■子宮鏡検査
内視鏡を入れて、子宮内腔の状態を調べます。
粘膜下筋腫の診断の場合に行われます。