大病院に行かない

大きな病院に行けば安心、と思っている方が多いかもしれませんが、大病院にいきなり行ってしまうと思わぬ額の医療費を請求されてしまう場合があります。
これは大病院に患者が殺到しないための措置として、紹介状を持っていない患者に診察料を上乗せしているからです。
そのため、まずはかかりつけのお医者さんを受診して、判断がつかないようなら紹介状を書いてもらうようにしましょう。
大病院では待たされる時間も長いため、時間の節約にもなります。
月初めに入院する
高額医療費支払い制度を利用すると、1ヶ月の医療費自己負担額が80,100円以上(一般の場合)の場合、その差額が還付されます。
ただし、この1ヶ月はカレンダー上の1ヶ月として計算するため、月初めに入院した方が得をすることになります。
そのため、入院や手術をする際は、医師と相談してスケジュールを調整するようにしましょう。
虫歯の治療費
歯医者さんにはあまり行きたくない、という人が多いかもしれませんが、虫歯の治療は早いうちに行った方が痛みも経済的にも軽くすることができます。
虫歯がかなり痛んでから治療に行くと、保険のきかない治療(差し歯など)を行う可能性も出てきます。
嫌がらずにすぐに治療に行けば、結果的に医療費の節約につながります。
薬代の節約
風邪をひいた場合、市販の薬を飲むのではなく、医者で処方された薬を飲んだ方が、薬代を節約できます。
医院で治療を受けた場合、薬代の他に診察料なども取られますが、保険がきくのでその分安くなります。
また、患者の症状に合わせた薬を処方してくれるので、市販の薬よりも効果的。
健康診断
民間の病院で健康診断や人間ドッグを受けると、数万円というかなり大きな額を請求されてしまいます。
しかし、保健所では病院とほぼ同じ内容の健康診断を受けることができるようになっています。
各自治体によって行っている時期が異なるので、電話で問い合わせをしたり、広報誌を確認するようにしましょう。
ただし、2008年3月末に終了している地域も多くなっています。