乳がんのセルフチェック
日本では、毎年3万5千人以上の女性が乳がんと診断されています。
女性のがんの中では最も多いのが現状です。
しかし、乳がんは自分でチェックをすることで、見つけることが可能。
毎月定期的にセルフチェックを行えば安心です。
■セルフチェックの方法
乳房のセルフチェックは、月経後1週間以内に行いましょう。
1.自分で直接見たり、鏡に映して見て、くぼみやひきつれ、腫れやただれが無いかを確認します。
2.左右の乳首の向きや位置に変化は無いかを確認します。
3.両腕を上に上げて、乳房を横から見て、1と2を再度確認します。
4.乳首を軽くつまんで、分泌物に血が混ざっていないか確認します。
5.分泌物が1つの穴、または複数の穴から出るか確認します。
乳房にしこりが見つかった場合、良性か悪性の腫瘍かを調べるために、マンモグラフィー検診を受けるようにしましょう。
他にも、何か気になる症状があった場合も、自分では大丈夫と思わずに、検査を受けることをおすすめします。
なお、乳房の病気は婦人科ではなく、乳腺科や乳腺外科を受診します。
定期検診
月に1回、乳がんのセルフチェックを行うとともに、年に1回は乳腺専門のお医者さんで検診を受けるようにしましょう。
セルフチェックだけでは見落としてしまう可能性もあるため、年に1回受けておけば安心できます。
マンモグラフィー検診は、以下の3つに認定された医師のいる施設で受けるとさらに安心。
・検診マンモグラフィ読影認定医師
・検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師・医師
・マンモグラフィ検診施設画像認定施設