子宮筋腫の治療法の選び方
子宮筋腫は良性の腫瘍のため、すぐに治療や手術をする必要はありません。
症状がない場合は経過観察をしながら、今後の治療方針を決めておきましょう。
ただし、月経過多などの症状がある場合はすぐに治療を始めます。
治療法の選び方として、今後の妊娠を希望する場合は、筋腫だけを取り除く核出術を選択しましょう。
開腹手術をしたくない場合は、腹腔鏡手術、子宮動脈塞栓術などを選択しますが、筋腫の位置や大きさによっては、行えない場合もあります。
開腹手術は、お腹に傷が付くのでやりたくない女性が多くなっていますが、悪性の肉腫を見つけることができるというメリットもあります。
また、妊娠を希望しない場合は、子宮全摘術を選択しても良いでしょう。
全摘術ならば、再発の可能性は無くなり、月経の辛さから解放されるというメリットも。