頭痛の治療
頭痛が起きてしまった場合、それほど頻繁(月1〜2回程度)ではなければ、市販の鎮痛薬を服用して安静にしておきましょう。
痛む部分を冷たいタオルや湿布で冷やすのも効果的です。
カフェインには血管収縮作用があるため、コーヒーや紅茶を飲むのもオススメ。
痛みがひどかったり頻繁に起こる場合はその都度、市販の鎮痛薬を飲んでいると薬物乱用頭痛になってしまう可能性があります。
そのため、専門のお医者さんを受診するようにしましょう。
病院では、症状に合わせて適切な痛みを抑える薬を処方してくれるので安心です。
病院でよく処方される薬には、「トリプタン製剤」があります。
トリプタン製剤には、片頭痛の痛みの原因となる脳血管の膨張やむくみを抑える効果があります。
市販の鎮痛剤とは違い、痛みがピークに達するまでに飲めば痛みを抑えることが可能。
また、緊張方頭痛の場合は、あまり薬を飲まないようにすることが大切。
軽い運動をして気分転換をしたり、アロマテラピーや入浴などでリラックスすると痛みが治まります。
薬物乱用頭痛の場合は、服用している鎮痛薬の量を減らして、依存性のある無水カフェインを含まない薬を使うようにしましょう。