扇風機を使う
ガス暖房をしていても、部屋がなかなか暖まらない場合、温度設定を高くするのではなく、扇風機を壁側に向けて使うと部屋の空気が循環されるので、部屋全体を暖めることができます。
これは、暖かい空気は冷たい空気よりも軽いため、天井などの上の方に停滞しているからです。
床などの下の方に暖かい空気を巡回させるには、部屋の中の空気をかき回せば良いので、冬でも扇風機が大活躍します。
暖房の組み合わせを考える
一つの部屋の中でガス暖房とこたつなどを併用することがあります。
これは一見、ガス代と一緒に電気代を無駄遣いしているように思ってしまいますが、実は効率的な節約方法になっています。
ガス暖房だけでは、足下がなかなか暖まりません。
しかし、足下が寒いからといって、ガス暖房の温度を上げてしまうと、必要以上にガス代を使ってしまいます。
ガス暖房の温度は低めに設定して、足下はこたつや電気カーペットを使った方が、ガス代を節約できるのです。
ガス暖房の掃除をする
ガスストーブの反射板は、埃などで意外と汚れているもの。
この反射板をきれいに掃除するだけで、熱効率はアップするので、ガス代の節約につながります。
ただし、反射板は絶対に水拭きしてはいけません。
銅メッキされているので、錆びてしまう可能性があります。
必ず乾拭きをしておきましょう。
ガス暖房のスイッチ
ガス暖房は、スイッチを切ったからといって、すぐに部屋の中が寒くなるわけではありません。
出かける10分〜15分前にスイッチを切っておけば、その分ガス代を節約することができます。
温度設定
ECCJ 省エネルギーセンターの冬の省エネ推奨温度は、19度に設定されています。
しかし、実際に暖房を使用する場合、約25度くらいに設定する人が多くいます。
そのため、暖房の設定温度を今から2度下げるだけでも、ガス代を節約することが可能。
少し寒いと感じたら、上着を一枚着れば良いだけなので、簡単に実践することができる節約法です。