高金利
超低金利が続いていますが、高金利だからという理由だけで金融機関を選ぶのはやめておきましょう。
経営危機に陥った金融機関は、預金を集めるために必死になり、高金利という広告を全面にだして宣伝をする場合もあるためです。
今では、金融機関の倒産も珍しいことではありません。
安全な高金利の銀行を見分けるためには、ムーディーズなどによる金融機関の格付や株価などをチェックしましょう。
インターネットで検索すれば、格付けの一覧表などが公開されています。
積立預貯金
積立預貯金は長期的にコツコツと続けることが大切。
そのためには、収入の10パーセント以内の額に設定しておけば、生活に支障をきたさないので安心です。
口座からの自動引き落としにしておけば、確実で払い忘れもありません。
それでも余るようなら、別の預金方法を考えましょう。
定期預金
2008年現在はまだ超低金利ですが、今後金利が上昇する可能性もあります。
そのため、固定金利の長期定期預金に入るのは絶対にやめておきましょう。
金利が上昇したら預け替え可能な金融商品を選んでおけば安心です。
外貨預金
外貨預金は高利回りが魅力的ですが、解約時のレートによって為替差損が生じる場合もあります。
元本割れの可能性もあるため、預ける時はそれを覚悟の上で入るようにしましょう。
預けた時よりも円安になれば、金利以上に増える可能性もあるので、無理のない額から始めることが一番です。
社内預金
社内預金は金融機関の金利よりも高く設定されている場合があります。
1〜3パーセントと高い利率が設定されている場合もあるので、ぜひ会社の預金制度を調べておきましょう。
ただし、社内預金は会社が倒産した場合、保全の対象にならないため、戻ってこない可能性が高いため注意が必要。
預金の分散
銀行などの金融機関が倒産した場合、預金者1人1金融機関に対して1,000万円とその利息までしか保障されません。
そのため、預金を1,000万円以上貯めた場合は、金融機関を分散させる必要があります。
面倒だからと預けっぱなしにしていると、知らないうちに損してしまう可能性があります。